医師と患者との関わり

医師と患者との関係性

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医師のやりがいと開業

医師に大切なコミュニケーション能力 

近年のデジタル化に伴い、医療現場でもパソコンを導入していることが増えており、診察室の中でも医師が患者の方へは向かず、ひとしきりパソコンに文字を入力している光景がよく見られるようになってきました。これは別に患者の話を聞いていなかったり、患者をないがしろにしているわけではないのですが、高齢の患者さんは特に不快感を抱かれるようで、苦情を聞くことも多々あります。以前であればカルテに記入している内容を、パソコンに入力するようになっているだけなのですが、やはり患者側としてはもっと医師とコミュニケーションを取りたいと願うものです。医学が飛躍的に進歩し、こういったデジタル機器の導入で患者さんの管理がより完璧にできるようになっていることとは引き換えに、昔の赤ひげ先生のように、先生の顔を見るだけで安心でき、体の痛みも軽減されるといったお医者さんは、どんどん減ってしまっているのかもしれません。しかしどんな時代になろうとも、医者が患者の目を見、しっかりとコミュニケーションを取ることでしか見えない症状もあるのではないでしょうか。

患者とのコミュニケーション 

良好な医療行為の実現には、医師と患者との密なコミュニケーションが大切になります。表面的な症状だけで、患者の抱えている辛さなどを把握するのではなく、問診をはじめとして、じっくりと膝を突き合わせて、症状がもたらす苦痛もさることながら、日常生活を送る上での悩みや不安を聞き取ることが大切であり、それが克服のための重要なポイントになることも多くあります。患者側としても、遠慮することなく、疑問点などを質問することが大切です。迷惑がかかるのではないか、時間がないのではないかといった余計な気遣いは必要ありません。また、医師としては、患者からコミュニケーションを持ち出しやすい雰囲気を醸し出す人物像が求められています。近付きにくい様相は、患者との距離をいつまでたっても縮めることができず、治療の糸口を見出せずに回復を遅らせることにもなりかねません。回復のためには、あくまで患者の意思を最大限に尊重したやり取りが何よりも重要になります。

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